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BIKAKU FURNITURE

 

日本の木 全種活かして

国産材の活用

日本には1000を超える種類の木があって、そのうち、使い方がよく知られているものだけでも100種類以上あると言われています。

では、家具屋さんや木工製品を扱うお店で、何種類の木を見つけることができるでしょう? 外国産の木材を含めても、せいぜい10種類も見つけられたら多い方かもしれません。 なぜ使われる材の種類がこれほどに絞られるのか? それは、なぜ輸入材が市場を席巻しているのか? という問いとも無関係ではありません。効率を追求する生産活動に合致する木材というものは、すなわち大量に供給される品質のバラツキが少ない木材ということであり、そうなると必然的に種類が限られざるを得ないのです。種々雑多に少しずつしか産出されない(桧・杉以外の)日本の木のほとんどは、利益を追求する上では選択肢に入りにくいのです。

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しかし私たちは、ひとつのチャレンジとして、日本の木を全種類活用することを目指してみたいと考えています。私たちのコンセプト、「いま ここに あるものでつくる」という指針との関係ももちろんありますが、なによりこれは楽しいことなので、楽しみながらやってみたいと思うのです。

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私は飛騨で木工の修行をしていたとき、地元産の未知の木材を見つけることに熱中していました。山の近くの貯木場や製材所では、ちらほらと断続的にではあっても、色々と珍しい木が山から降ろされてくるのです。私は暇さえあれば製材所や材木店を物色し、セリがあれば見学し、そこで働く方々から多くのことを教わりました。未知の木があれば可能な限りその材を入手して、実際に加工してみました。また本で調べたり、古いことに詳しい地元の人や年配の職人さんに、昔どういう使われ方をしていたのかを聴きました。ああこういう使い方をすると良いのかと、博物館や郷土資料館、植物園などで教えられることもありました。

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木を伐ったり、使ってしまうというと、自然破壊のイメージを持たれることもあると思います。しかし私たちは、自然の恵みを受けずには生きていけません。外国の木なら伐って良いということにもなりません。そして、自然に対する理解がないところで叫ばれる自然保護ほど危険なものはありません。自分たちの身近にある山や林、森の見え方が、単なる緑の固まり、有象無象に見えているようでは駄目なのです。木を利用してものをつくるということだけでなく、葉や新芽や実を食べてみたり、薬や染料が採れたり、美味しいキノコが生える木であったり、そういう周辺のことも含めて、私たちは身近な自然を、もっとよく知りたいと願います。

私たちは自分たちの身近な山や森林を、今一度見直し、学び、発見し、楽しみながらものづくりをしていきたいと思います。

これまでに出会えた木

国産材(外来種含)
【針葉樹】
ヒノキ、スギ、 ヒバ、 イチイ、 アカマツ、カラマツ、ヒメコマツ、ツガ、イチョウ、 ネズ、 サワラ、 モミ

【広葉樹】
アサダ、アカガシ、イタヤカエデ、ウルシ、ウワミズザクラ、エンジュ、オニグルミ、カキ、カツラ、キハダ、キリ、クスノキ、クリ、クワ、ゲッケイジュ、ケヤキ、サワグルミ、 サンショウ、シウリザクラ、シナノキ、シラカシ、 セン、タモ、トチ、ニオイコブシ、ニレ、ニワトコ、ハナミズキ、ハンノキ、ビワ、ホオ、ヤマザクラ、ナラ、ブナ、ミカン、ミズナラ、ミズメ、ミネバリ

(乾燥中/準備中等)
ヒサカキ、ツバキ、リョウブ、ヤマナシ、ヤマズミ、シデ、桜(ソメイヨシノ)、アキニレ、トウネズミモチ、コウヤマキ、その他材種未同定数種