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素材

木の雑貨 木製家具
BIKAKU FURNITURE

 

仕上・塗装の種類と特徴

プレポリマー含浸塗装仕上(テーブルウェア、ダイニングテーブルの天板等)

★抜群の耐久性
★高い質感
★食品衛生法をパスした安全な仕上

BIKAKU FURNITUREで製作する木の食器類やダイニングテーブルの天板等の仕上げには、プレポリマー含浸塗装仕上げを施しています。使用するのは、木質古文化財の保護と永久保存を目的として開発された木材保護強化剤(文化庁の依頼により塗料メーカーが開発したもので、多くの歴史的建造物の木質部材の修復保存に使用されています)で、深く木材に浸透し、樹脂成分が木材組織内の水分やセルローズと反応して硬化します。水や細菌の侵入を防ぎ、木の強度を高め、保護します。木の質感をまったく損なわない白木に近い仕上がりでありながら、一般に良く使われているオイル塗装等に比べると、圧倒的に優れた木材保護性能を発揮します。

ナチュラルな仕上がり

仕上がりが自然で安全なことから好まれているオイル塗装と変わらない、上質感のある仕上がりです。保護力が強い仕上げというと、ビニールの膜が張ったようなウレタン塗装やラッカーなど、テカテカした塗膜を作って保護するものを想像する方もおられるかもしれませんが、そうしたものとはまったく異なった上質な仕上がりです。さらさらとした手触りでテカリはなく、一見すると白木のままのようにも思われるほど、木の本来の色味、本来の質感が活かされた上質な仕上がりです。

塗り直しは基本的に不要です

プレポリマーは樹脂成分が木材内部に浸透し、木の成分と反応して硬化します。繰り返し水がかかってもオイルのように溶け出すことはありません。簡単なお手入れで清潔に、長く使い続けることが可能です。

食品衛生法を完全にパスした安全な仕上げです

水に弱いオイル塗装が、あえて食器などに採用されている理由として、オイル=安全、自然素材で作られたものだから体に入っても安心、という理由があります。しかしながら、木に染み込んだオイルは新鮮な食用オイルというわけではなく、時間の経過と共に劣化します。使用する度、洗う度にオイルは流れ出し、木材の保護性能も低下します。保護成分が抜けてしまった木材には容易に細菌が繁殖し、カビや黒ずみを生じます。オイル塗装(荏胡麻油や胡桃油など含)は、それ自体としては安全で仕上がりも美しい、良いものだと思います。しかしそれを食器に使うことが本当に衛生的と言えるのか、冷静に判断しなければなりません。

プレポリマーによる仕上には大変手間がかかります

仕上げの作業では、まず刷毛塗りやドブ漬けを行い、木材に浸透させ、ウエスで表面を拭き取ります。それから一昼夜ほど乾燥させると、表面に木材が吸い込み過ぎていた塗料の樹脂成分が浮き出して硬化しています。これを細かいサンドペーパーで研ぎ落とし、再度、塗料を塗って入念に拭き取り、乾かします。一見すると何も塗っていないかのように見えるナチュラルな質感は、地道な作業によって実現しています。

無垢の家具

※一般によく使われているオイル塗装(オイルフィニッシュ、胡桃油、荏胡麻油等)は、塗膜を作らず木の質感を活かせることから、多くの木工家に愛用されています。私たちも、家具や雑貨の仕上げにこれらを好んで用います。しかし、これらはそもそも食器など水がかかるところで使うものではありません。建築でも、雨がかかる恐れのあるところをオイル塗装で仕上げることはありません。食器などに使用した場合、使う度、洗う度に溶け出してきてしまい、よほど頻繁に塗り直しをしなければ木材の撥水性は失われ、カビなど木材の腐朽が生じます。私たちが製作するテーブルウェアでも、ご注文があればオイル塗装で仕上げてお納めすることができますが、こうした仕上げの特性をご理解の上、ご注文下さいますようお願いいたします。

ご注意

*食洗機による洗浄は避けて下さい。
*プレポリマーによる仕上げは、他の仕上げと比べて相対的に、水に強く汚れも付きにくくなっておりますが、プラスチックやガラスのように絶対に汚れない、痛まないというものではありません。長時間水につけ込む、食材等を入れたまま長時間放置する(冷蔵庫に入れて翌日まで保管するなど)、直射日光に長時間さらす、といった木で作られた品物一般に苛酷と思われる使い方は、やはり製品の寿命を縮める原因となります。

*ご不明の点は、ご遠慮なくお問い合わせ下さいますようお願いいたします。

 

ポワオイル仕上(家具全般、雑貨等)

★抜群の耐久性
★高い質感

含浸して硬化するタイプのオイル仕上げで、プレポリマーと同様の作業工程です。プレポリマーと似ていますが、なにも塗っていないように見えるプレポリマーよりも、若干の濡れ色(自然素材系オイルと同)が付き、控えめで自然なツヤがでます。自然素材系オイルとの一番の違いは耐久性にあり、ダイニングテーブルの天板など、繰り返し水拭きをするような使い方にも耐えられます。当社では、家具全般に標準採用しています。

 

自然素材系オイル仕上(家具全般、雑貨等)

★高い質感
★安心安全

オスモウッドワックス(主原料:カルナバワックス、ひまわり油、大豆油ほか)、キヌカオイル(主原料:米ぬか)、胡桃油、荏胡麻油等

耐久性はポワオイルやプレポリマーに比べて劣るため、定期的な塗り直しが必須となりますが、塗装作業に特別な道具や溶剤、配慮がいらず安全なので、お客様自身でメンテナンスすることが可能です。

 

※お客様のご希望に応じて、各種仕上げ方法のなかから最適な方法をご提案させて頂きます。ご注文の際にご相談下さい。また、ご不明の点はお気軽にお問い合せ下さい。